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在宅診療と往診の違い

在宅診療は、定期的に患者の居宅を訪問し、診療を行なうのに対して、往診は、緊急に患者の家に訪問し、診察することを言います。どちらも、医師が訪問した場合を指します。ここでいう居宅は、患者さんの自宅だけでなく、老人ホームなども含みます。

この両者の違いの具体例を挙げると、例えば、末期がんの患者さんの場合、体力的にも弱っており、普通の通院は、困難です。痛みを和らげる注射の必要性もあります。そうなると、医師の定期的な訪問が必要です。この場合は、在宅診療に該当します。一方、子どもが急に熱を出し、動けない状態のため、お医者さんに来てもらうことがあれば、こちらは往診です。

医療費は、国が決めた診療報酬点数表に基づいて決められています。そのきまりの中に在宅診療に関しては、対象となる状態、病気が決まっています。これは、闇雲に在宅診療の対象を増やし、医師の負担増とならないようにするためです。往診は、先に述べたように緊急性のあるものなので、病名などは関係ないのです。